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    2006年11月25日 (土) | 編集 |

    少し古いCNET Japanの記事なのだけど、タイトルはグーグルのCEO、Eric Schmidt氏の言葉。


    “Data should never be held hostage.”
     (データを人質にとるべきではない)


    この言葉を読んだときに、背筋にぞくっと来るものがあった。

    ちょうど仲間うちで、クローズドなコミュニケーションをデジタル上で取れる適当な場所(ブログかSNS)を探していたのだけれど、探している過程でこんなことを思っていた。

    「ブログでもSNSでも、そこに書き記していった膨大な議論や記録などのデータは、そのサイトがサービス不能になったとき、他のサイトへ移設するとか、そこまでしなくてもデータとして手元に吸い上げることが果たして可能なのだろうか。まさか、すべての記事を手動でコピー&ペーストしていかないといけないのかねぇ。」

    こう思ったとき、そこで場所探しが止まってしまった。


    どこかにサイトを開設したはいいけど、そこが何らかの原因でサービスをやめたとき、それこそ大事な議論をしていたデータが手元に簡単に残せなかったらどうしよう。データは手元にちゃんと残したい。散々話あって残した自分達の結論を、その過程も残せずそのサービスベンダとともに消えてしまう(サービスベンダに奪われる)のはいやだ。と。

    で、どこかにバックアップが手元に取れるサービスをしているようなベンダはないのか、、と思っていた。


    そんなときにこの記事だ。
    グーグルよ。よく言ってくれた!である。


    どのサービスを使おうと、そこに自分が残した記事は、すべてそのサーバを運営している側にあって、ユーザ側にはない。だから、今使っているサービス提供者から別のベンダのサービスへ移動しようとしたとき、自分が書き溜めたデータを移動させる術がないというのは大問題なんじゃないか、自分が書きとめたものなのだから、その所有者が自由に動かせなくてどーする?ということだ。


    データのポータビリティは、自分のものを正しく自分のもとに置いておける、という状態を実現する。ブログの記事だけではなく、メールやアドレス帳も。

    サービスを提供する側は、ユーザを引き止めるために今以上にいろんな手を尽くすようになるだろう。株式を上場してるのに、サーバが重くてアクセス拒否されてばかりのブログサービスを運営しているようなベンダーは淘汰されていくはず。


    利用者の流動性は高まるけど、ベンダは苦労するだろうけど、この世界の進化にはよい方向へ作用するのではないかと直感的に感じる。


    グーグルはその先陣をいつ切ってくれるのか。
    非常に楽しみだ。


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