2006年02月05日 (日) | 編集 |


    この映画、前々から知っているものの、まともに見たことがなかった。

    ラウンド・ミッドナイト



    本物の超一級ジャズメンが勢揃いのこの映画、タイトルと同名の名曲「ラウンド・ミッドナイト」は僕も大好きな一曲。主役のデイル・ターナーことデクスター・ゴードンのラウンド・ミッドナイトを映像付きで見れるのかなと思いきや、通しでは流れなかった。最初と中間くらいで少し流れただけだったので、ちょっと残念。

    主役は、架空のジャズテナーサックスプレイヤーのデイル・ターナー。でもこのプレイヤー像は、デクスター・ゴードンの人生をたどったかのような印象を受けた。ニューヨークでプレイが受け入れられないがためにパリへ移り活躍するなんてまさにデクスター・ゴードン。

    ジャズ映画特有のアルコール漬けドラッグ漬けという設定に、ときたま失踪し引き戻されの繰り返し。陰鬱な重い空気が流れるにも関わらず、意外にあっさりと見れる。デクスター・ゴードンの演技もなかなか。しわがれた声でゆっくりとぼそぼそしゃべる姿は本人の地のままなのだろうが、役者としてはまっている。

    プレイヤーは、ハービー・ハンコックやビリー・ヒギンズ、ウェイン・ショーター、ロン・カーター、フレディー・ハバート、シダー・ウォルトンなどなど、当時も売れっ子だったはずのプレイヤーばかりが勢揃い。ライブのシーンなんてほんとにこのメンツでやってるんだからすごい。

    それにしても、久しぶりに上質の映画を見た気がする。
    チャーリー・パーカーの人生を描いた映画の『バード』よりこの映画のほうが好きかも。



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