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    2006年01月31日 (火) | 編集 |





    最近、プロジェクトマネジメントのコースを受講した。

    いままでプロジェクトというものには、あるときはスタッフとして、あるときはリーダーとして関わってきたが、その基礎にある理論はまったく勉強をしたことがなかったので、非常に新鮮だった。

    受講したクラスでは、作業分解図を書きだしネットワーク図を描き、クリティカルパスを見つけ・・・という手法を中心に、その理論をゲームを交えながら勉強したので、この本の内容とは異なる。


    ちなみにクリティカルパスは、PERTという手法の中で出てくるもので、最短でそのプロジェクトを完了させるためには、どの作業を優先していけばよいかを洗い出すために使う。

    ただこの手法の場合、最初にどんな作業が発生するかを作業分解図というものに書き出し、各作業の担当者がその作業にどのくらいの時間がかかるかを見積もるのだが、この見積もりがプロジェクトの遅延を引き起こすらしい。

    各作業担当者は、自分が“このくらいの時間だったら完璧に作業を終わらせられるだろう”時間を設定する。そのため期日が来てもその作業に取り掛からず、締め切りが近くなると大慌てで作業を開始し、結局遅延が発生する。もしくは、作業が早く終わっても期日にならないと終わったことを報告しないため、スケジュールが前倒しになることもない。

    その繰り返しで作業は続くので、結果プロジェクト自体は大幅な遅れを伴うか、無理やり当初のスコープを縮小して終わらせるという結果になるのだそうだ。


    ここで根本的な問題となるのは、“作業をすぐに開始しない”、“遅延しか報告しない”という人間心理であり、これを逆手にスケジュールを組めばよいというのが、このクリティカル・チェーンの手法の出発点。そして、そのやり方を説明している本なのである。


    かなり前置きばかりが長くなってしまったが、結局のところこの本を読んだからといってすぐに何かできるわけではなく、具体的にどう現場でこの考え方を使うかは読者に委ねられている。

    事例が欲しくとも、現場での事例はそうそう表に出てこないだろうから、自分で試行錯誤するしかないだろうね。


    ちょっと試してみたいのだが、今の仕事でこれを試行するパワーがあるかどうか。



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